「I Love 高崎!」

群馬県高崎市の整体院院長のTakasaki Love なブログです。

オスグットで練習を休んでいるサッカー少年 

A君は地元のクラブチームでプレーするサッカー少年(中学生)。


10日位前から練習中に右膝が痛くなってしまいました。

 

病院ではオスグットと云われ

「少し練習を休んで様子を見るように」と云われ

湿布を処方されました。



親御さんは「湿布だけで良くなるとは思えず」

ネットで当整体室を見つけて来室されました。


来室時の症状は

膝を曲げると痛い(90度曲がらない位)

ひざ下に圧痛がある、でした。


A君はレフティーだそうで、右足が軸足になります。



通常は体幹の歪みを取ってから

膝の操法を行いますが

オスグットの子には最初に

「オスグットも痛みが取れる」事を判ってもらうために

膝下の圧痛の取り方のセルフエクササイズから始めています。

 

これで痛みが取れると(軽減すると)

セルフエクササイズへの取り組みも違ってきます。


最初に自分でひざ下を押してみて

圧痛を確認してから

組織復元法を一緒に行います。

要領を覚えてきたら自分一人でやってみます。


1分位行って確認します。(長ければいいと云うもんでもありません)


「ひざ下の痛みどうですか?」

A君、自分でひざ下を押してみてニコニコと。

「痛み、減ってます!」



次に膝を曲げての痛みです。

 


大腿部の筋肉の緊張とひざ関節の不正な動きが

膝の屈伸痛の主な原因ですので

手始めに大腿部の筋肉を緩めていきます。



膝を曲げると痛いので、ひざを曲げずに大腿部を緩めます。


大腿部の緊張が取れてきたところで

一度確認です。

「さっきより曲げられるけど、まだ痛い。」


次に関節動作法で正しいひざ関節の動きを

トレースします。

念のために、曲げるバージョンと伸ばすバージョンの両方を行います。


ここでもう1度確認です。


「曲げ切った時にまだちょっと痛みがあります」

(と云う事はさっきよりは痛みが減っているってこと)

最後の最後での痛みは〇〇に△△をして

「これなら痛くないです。」


ここまで15分位でした。


でもこの状態では身体の疲労や歪みが残っているので

「持ち」は良くないはずです。


オスグットも本当に改善しなければいけないのは

身体の疲労や歪みであって

ひざに痛みが出るのは結果でしかありません。


施術台に乗って身体の循環力(回復力)を高めていきます。



身体の疲労が取れたところで

再度大腿部を緩めておきます。

そして仕上げのひざの関節動作法を行ってから

もう1度確認してみます。


膝の屈伸

右を軸足で蹴るように身体を捻る

軽くジャンプをする、で痛みが無くなりました。

 

 

痛みが出てからすぐに見せてくれたので

回復も早そうです。


「しっかりと身体の調整をして

早期回復を目指そう」

 

 

 

オスグット・シンスプリント・有痛性外けい骨の痛みも

対応しています。

群馬県高崎市の整体院 元気が一番整体室
ご相談は 027-326-3323 までお電話でどうぞ!

 

 

f:id:genki-1ban:20151030142501j:plain