「I Love 高崎!」

群馬県高崎市の整体院院長のTakasaki Love なブログです。

座っていると痛い、立ち上がると痛い、病院では尾骨の成長痛と云われた小6女児 1

尾骨周辺が痛むSさんは小6の女児。



夏休み明けから尾骨(尾てい骨)周辺が痛くなり

特に授業などで長く座っていると痛みが強くなるそうです。


病院では尾骨の成長痛と云われ

鎮痛薬を処方されています。



2週間以上たっても痛みが取れないので

ネットで検索して来室されました。



現在の痛みは

尾骨を触ると痛い、

(運動会の練習などで)体育座りで痛い、

仰向けで足を伸ばすと当たって痛い、

座っていて立ち上がる時痛い、

などがあります。



座位の姿勢をチェックすると

骨盤は後傾し尾骨重心になっています。

あまり宜しくない姿勢が身についているようです。


検査をすると仙腸関節・背骨も動きが悪いようです。


最初に立ちあがる時の痛みを検査&解除していきます。


尾骨の関節動作法で痛みが減るか確認です。


骨盤を前後で固定して立って貰います。


Sさん、お母さんを見ながら目で何かを訴えています。


お母さんが心配して

「どうしたの?痛いの?」

『さっきよりちょっと楽』




尾骨に腹圧がかかるようにしっかり目に固定して

再度関節動作法をもうワンセット。

『また少し楽になった』


これで尾骨の変位が痛みに関係していると確認できました。



病院で『尾骨の成長痛』と云われる場合

消去法で他に原因が見当たらないから

成長痛と云われいる様なきらいがあります。




尾骨の成長痛と云われて当室に来る子は

多くの場合、尾骨が内に巻いていて

その為に骨盤周辺のバランスを崩して痛みとなっています。







 

ここから実際の施術に入ります。


仰向けになっての痛みを確認してみると

「いつもよりはイイ」

とのことなので

手早く体幹の循環を高めていきます。


次にうつ伏せで下肢・上肢・腰背部の筋肉・筋膜を緩めます。


もう1度あお向けになって尾骨の痛みを確認します。

「今は大丈夫みたい」


尾骨周辺を押すとまだ少し痛いようなので

組織復元法で緩めておきます。


起き上がって確認です。


座っている姿勢  →  今は大丈夫

立ち上る時     →  今は大丈夫

体育座り      →  痛くはないが、ちょっとやな感じ

尾骨周辺の圧痛 →  強く押さなければ痛くない


大幅に改善していました。


長時間座っての状態は帰って確認してもらいます。


体育座りはそもそもがあまり良い座り方ではないので

先生と相談して控えめにさせてもらうようにしてもらいます。



尾骨の関節動作法と組織復元法をおさらいして次回としました。






尾骨は柔らかで変位し易い処で

骨盤後傾姿勢での座位や尻餅などで変位してしまいます。


施術によって痛みは軽減・消失しますが

根本的には良い姿勢・正しい姿勢を身に付けることで

再発が防止できます。



オスグット・尾骨の成長痛・かかとの成長痛も
群馬県高崎市の整体院 元気が一番整体室
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