「I Love 高崎!」

群馬県高崎市の整体院院長のTakasaki Love なブログです。

成長痛と云われた歩くと痛いカカト痛の高校生

歩くと右のカカトが痛むM君(高校生・男性)



特にスポーツはやっていないし

ぶつけたり捻ったりなどの外傷は

思い当たることはなかったそうですが

数日前から痛くなってしまいました。


病院では「骨には異常ありません、カカトの成長痛でしょう。」

と云われ湿布を処方されました。



来室時の症状は

足踏み程度でも右のかかとが痛みますが

腰掛けた姿勢で指などでカカトを押しても痛みは出ません。


立った時・荷重がかかった時に

足首周辺の歪みやバランスの崩れが起こる可能性を疑いました。




いつものように身体の循環を高める操法から始め

全身の疲労や緊張をとっていきます。



これで一度確認すると

『まだ痛いけど、さっきよりは楽になった』

と軽減していました。


次に下肢の関節の可動域をチェックし整えていきます。

特に仙腸関節と股関節が硬く可動域が狭くなっていました。


ここでもう一度チェック

「さっきよりも楽になったけど、最後こうする時ピリッと来ます。」



改めて痛みの出る動作を診て行くと

カカトが着地する時ではなく

足先が地面から離れる時に痛みが残るようです。


足首底屈時の関節動作法で関節軸を調整し

念の為内踝外踝をサラシ固定をしてみました。


『お~ これなら痛くないです。』


これで足踏みや立ったり座ったり、

ひざの屈伸など足を動かしても痛みが出なくなりました。


M君の場合、足趾の機能が衰えていることや

骨盤の後傾・生理湾曲が失われてしまっていることなどが

カカト痛の背景にあると考えられます。



再発防止のためにも足趾のエクササイズや

骨盤を立てるように心がけていく必要があります。


セルフエクササイズをおさらいして次回としました。
 
 
 
かかとの成長痛・ひざの成長痛・尾骨の成長痛も
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